2022年6月 9日

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子どもたちの好奇心を育む「CurioStep」の新たな環境教育プログラム 生態系をつくって、育てて、考える「シネコポータル・ワークショップ」

ソニーグループ株式会社

子どもたちの好奇心を育む「CurioStep」の新たな環境教育プログラム 生態系をつくって、育てて、考える「シネコポータル・ワークショップ」

全国6ヵ所の小学校・中学校で7ヵ月にわたる取り組みを開始

ソニーグループ株式会社は、教育プログラム「CurioStep with Sony(キュリオステップ)」の新たな取り組みとして、「生態系をつくって、育てて、考える『シネコポータル・ワークショップ』」を開始します。
(「シネコポータル・ワークショップ」公式サイト:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/curiostep/activity/synecoportal/index.html?s_tc=syneco_sw0609pr

 「シネコポータル」は、小さな「拡張生態系*」を実際に人間の手でつくりながら、環境とのつながりを感じて学んでいく「入り口」です。この小さな生態系は、近くの植物や動物、雨や風や光、そして遠く離れた場所にある別のポータルやまだ会ったことのない人々との交流を通じ、誰もが生態系の豊かさにつながるきっかけになるようデザインされています。
(シネコポータルに関する詳細はこちらをご覧ください:https://www.sonycsl.co.jp/tokyo/12113/)

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 本ワークショップでは、全国各地の小学生・中学生に、約7ヵ月間シネコポータルづくりに挑戦してもらいます。子どもたちは、植物の成長やそこに生息する生物の観察記録をつけ、全5回のオンラインワークショップの中でそれぞれがつくったシネコポータルの成長について共有を行います。
 多様な植物や生物を観察する、収穫した果実や野菜を口にする、といった体験を通じて、自然の豊かさや生態系の存在を意識するきっかけをつくり、生物多様性を高めるために人間ができることは何か、子どもたちに考えてもらいます。


 また、地球の歴史や文化など関連分野についても知りたくなるようなプログラム設計を行い、好奇心を原動力に、子どもたちが自ら学びのサイクルを拡げるようサポートします。
 さらに日常生活では交わることが少ない別の地域の子どもたちと交流することで、自然環境の多様性のみならず、価値観の多様性も体感することを目指します。

* 「拡張生態系」は、ソニーコンピュータサイエンス研究所 研究員の舩橋真俊が2010年から進めている「協生農法™ (Synecoculture™)をはじめとする拡張生態系」の研究に基づいています。生態系に人の手を加えることで、生物多様性や生態系機能が、自然状態を超えて高まった状態を「拡張生態系」と呼んでいます。
(拡張生態系の研究についてはこちらをご覧ください:https://www.sonycsl.co.jp/tokyo/407/) 

<ワークショップの詳細>
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 第1回目のワークショップは、予め選ばれた全国6つの小学校・中学校の児童・生徒が参加して、2022年5月20日にオンライン形式で実施されました。それぞれの自己紹介の後、子どもたちは、ワークショップのナビゲーターからシネコポータルの作り方について説明を受け、疑問に思った事を質問するなど、シネコポータルづくりに向けた準備を行いました。

 ワークショップの概要やレポート、子どもたちの活動の様子はCurioStepの公式サイト内「シネコポータル・ワークショップ」のページで公開中です。https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/curiostep/activity/synecoportal/index.html?s_tc=syneco_sw0609pr

 また、8月には、シネコポータル・ワークショップの夏休み特別編として、「恐竜くんと考えよう!地球環境と生態系のふしぎ」オンライントークイベントを開催いたします。
このオンライントークイベントは、YouTube Liveで一般にも公開されます。(詳細は6月中旬に発表予定)

 CurioStepと子どもたちの新たな挑戦にぜひご注目ください。

※ イラスト提供:ソニーコンピュータサイエンス研究所/一般社団法人シネコカルチャー

<シネコポータル・ワークショップナビゲーター: 福田 桂(シネコアトリエ)プロフィール>
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インターフェースデザイナー。多摩美術大学でプロダクトデザインを学んだ後、ゲームメーカー、家電メーカーを経て2002年に独立。2018年より一般社団法人シネコカルチャーのナビゲーター。協生農法、拡張生態系の普及を目指し、2018年より同社団の本條陽子とユニット「シネコアトリエ」を組み、小さな拡張生態系(「シネコポータル」)をつくりながら周囲の環境との交流を体験し、学ぶための活動を展開中。



◆「CurioStep with Sony」は、ソニーグループの多様なテクノロジーとクリエイティビティを活かして子どもたちの学びや好奇心をサポートする教育プログラムです。詳細や過去のワークショップの模様は、こちらをご覧ください。
公式ホームページ https://www.sony.co.jp/curiostep?s_tc=curiostep_sw0609pr
公式Facebook https://www.facebook.com/curiostepwithsony

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