WORK

福島の窓 福島の窓

CLIENT
福島民報社
YEAR
2014

2014年3月11日。福島は震災から丸3年を迎えました。もう3年と考えるか、まだ3年と考えるか。その感じ方は、人によって違います。けれど確かなのは、復興への道のりはまだ長いということです。そんな状況でも、前を向いて一生懸命に生きる福島人を少しでも勇気づけたい。そして、すべての福島人をひとつにしたい。そんな想いで、2014年3月11日、30段見開き企画『福島の窓』をお届けしました。
この紙面を壁に貼ると、磐梯山をのぞむ窓がつくれます。そしてこの紙面には、被害が大きかった地域の方も、被害が比較的小さかった地域の方も、この窓から福島人の「心の山」を眺めることで心をひとつにし、明日から始まる震災後4年目を一緒に乗り切っていこうというメッセージが込められています。6日後の3月17日には、仮設住宅にお住まいの方で、実際に窓をつくってくださったご家族の前向きな姿を題材にした15段をお届けしました。
単に言葉とビジュアルでメッセージを届けるのではなく、「窓」がつくれる紙面をお届けすること自体に想いを込めたところに、新聞社としてのチャレンジがありました。
もちろん、この企画によって福島の状況を変えることはできません。けれど、3.11の福島に、翌日から始まる4年目に向けた前向きなメッセージをお届けできたと思います。

CREDITS

CD:上島 史朗
AD:市田 誠仁
CW:淺井 勇樹
CP:菅野 悟子