コロナによって注目を浴びる『免疫力』。その免疫力を高める発酵食品の消費が、今、世界で拡大しているそうです。アメリカではキムチの販売額が前年比952%、ザワークラウト(キャベツの漬物)は960%と爆増。日本でも2020年2月以降、納豆・キムチ・ヨーグルトの販売額が前年比を大幅に超えているそうです。
それはそうと、ここ数年、日本で話題になっている「発酵」に世界規模で関心が集まることって良いことなのでは?と感じてます。
発酵食品をつくるには、やや手間がかかります。しかし得るものは大きく、わが家でも永久に食べ続けられるヨーグルト、鶏肉をほろほろ柔らか料理に変えてくれる塩麹、生ごみを堆肥に変えるコンポストなどなど、おもしろ美味しいことが起きてます。
何より変わったのは日々の行動。食事に”ファスト”を求めなくなり、手間暇かけるという行為を愛せるようになりました。
そうです。発酵に手を染める。それは高速消費を減らし、持続可能な意識を心身に馴染ませていくマインド&アクション・シフトの第一歩とも言えるかもしれません。おうち時間の総量が増えたこの世界で、僕のちっぽけな声に共感してくれる仲間は案外すくなくないような気がします。
Source:Stylus(https://www.stylus.com/)
1990年佐賀県生まれ。東京学芸大学にて途上国の情操教育について研究。趣味で絵本とフォークソングの研究制作。卒業後は無職、広告制作会社のコピーライターを経てプランナーへ。コミュニケーション戦略、店頭プロモーションの施策立案、ステートメントライティングなどを担当。受賞歴に京都広告賞、my Japan Awardなど。中高教員免許保有。