動画広告による企業コミュニケーションが当たり前の時代。イギリスの大手お菓子メーカーはCadburyは、オリジナルの動画配信プラットフォームそのものを制作しました。それが「Creme Egg EATertainment」。従来の放送広告ではリーチしにくいNetflix世代をターゲットに、自社の卵型のチョコレート菓子「Creme Egg」を題材にしたコンテンツを配信。
老夫婦の何気ない日常を描く単発ドラマから、インフルエンサーがオリジナルのCream Egg料理を食すシリーズものまで幅広く用意。プロダクトプレイスメントなんて可愛いものではなく、むしろプロダクトありきのストーリーばかりが並び、「いつCreme Eggが登場するのか?」とワクワクさせてくれます。Creme Eggを訴求する動画と分かっていながら、気づけば関連動画をクリックしており、愉快にCreme Eggに洗脳されていきます。
広告=押しつけがましい、煩わしい、スキップしたい当たり前ですがこれら感情をなるべく排除できることが望ましく、うまく刺されば生活者自ら動画広告へリーチしにいくきっかけを作れる事例だと感じました。しかし、コンテンツを継続的に制作するのがエッグそう。。。
Source:Stylus(https://www.stylus.com/)
2014年にフロンテッジ入社。企業のブランディングショールームの運営から展示やイベントの企画まで主にリアルコンタクトポイントのプロデュースを担当。基本的にはインドア派で、ゲームと自宅が好き。