Sony Electronics Asia Pacific Pte Ltd.

BRAVIA® "Flower"

新しいBRAVIA®搭載されたX-Reality® PROの、究極の映像クオリティを訴求すること。そしてアジア地域約30ヶ国、人種や文化的多様性を超えて受け入れられる、強い表現にすること。ブリーフはシンプルなものだった。
数多の競合がひしめくアジアのマーケットでも埋もれないコミュニケーションを実現させるために我々が辿り着いたのは、「Lens to Living Room.」というソニーの思想。それは、現実の世界、見たままの世界を、そのままリビングルームに届けるという独自の考え方だ。そこで我々は、X-Reality® PROの「Reality」にフォーカスし、究極の高画質=リアリティが、現実の世界にさえ影響を与えてしまう様を描いた。BRAVIA®の中に咲いた一輪の花が、荒野に、苔むした森に、渓谷に、さらには地球全体にまで広がっていくストーリーを通して、X-Reality® PROの映像クオリティを象徴的に表現したのだった。
シンプル且つ強い表現は、当初の狙い通り国や文化を問わないクリエイティブとして受け入れられ、アジアのみならず、中近東・アフリカ地域という広範囲でのアダプテーションが決定。グローバルなクリエイティブとして評価され、計世界70カ国でオンエアーされる結果となった。

ClientSony Electronics Asia Pacific Pte Ltd.
Year2012
Credits

Executive Creative Director : 田中英生
Art Director : 藤森潤司/桶谷剛史
Copywriter : 淺井勇樹/Cheelip Ong
Planner : 鹿島唯
Creative Producer : 菅野悟子
Account Executive : 田熊健

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